海なし県民大移動の巻②

Category :  ☆ 山歩記
さてさて、
海なし県大移動にてやって来た、ココ、尾瀬。

もうすぐ、見晴トウチャコです。



こちらもです!



視界良好に、逸る思いと、焦る気持ちと。



弥四郎小屋横から、テン場へと向かいまして。。。

テン場はまだまだ全然、選びたい放題的な。
岳さんにお任せし、受付へ。

その後、戻ると、
テントも早々に設営し、軽くランチして、

尾瀬に来た理由の一つ。。燧ヶ岳へと向かう事に。


さぁ目指しますよ・・・


時間にして、往復約6時間。
結構、ギリです。。陽が暮れぬうちに戻れれば良いねってことで、

一応、ザックにはランチメニューと、
その都度の水分、そしてヘッデンと軽めでも準備万端!

この後の分岐の看板が壊れて外れていて、
ちと方向を見失うロスがあるものの、
テクテクと進んで行き、すれ違う方に、
「 見晴新道はコチラで良いですか?」 と尋ねてみる岳さん。





すると、一瞬間があり・・

「 見晴新道からは登れないみたいですよ。。。
さっき、分岐の看板に張り紙がありましたから・・・」 と。










聞いた私たちも半信半疑なら、
その方も、半信半疑でありまして。。

「 分りました。情報ありがとうございます。 。
私たちも確認しつつ、その後を決めたいと思います。」 と伝え、

ごあいさつ。


マジか?
マジか??

一体、幾つの?が頭の中をよぎった事か。。

持って来た地図を確認し、
戸倉で貰った尾瀬散策マップも確認し、


そんな情報は載ってないのに・・・・と、しながらも
着いたその場には、殺生な張り紙が。。



アレレレレレレレ・・・













無言のまま、真っ白になった頭の中を整理しつつ、
このまま、尾瀬沼に向かって登るなんて、
時間的に絶対無理だし、
ナデッ窪だって到底、無理無理。

あとは、廃道しか無いし。。

色んな事が頭の中を過ります。


あんなに多くのブログや山レコを見たのに、
この 「 見晴新道 」 に関しては全然気付かなかった。

不覚と言うべきか、ふに落ちないと言うべきか。

納得出来ない気持ちと、
どうにもならない状況を受け入れられず、ただ佇んでいる訳にも行かず、

この場から、テン場に戻る足取りの重い事重い事・・



そりゃそうさ!
気合入れて出掛けたのに、出鼻を挫かれちまったんだからな!

舌打ちしても、
腹ん中、煮えくりかえっても、どうにもならない。


ココまで、来たのに ・ ・ ・


テン場に戻り、ザックの中身をバッサリ広げ、
不貞腐れても仕方が無いんだけど、そうもしてなきゃ、
気持ちが萎えちゃって。。さ。

岳さんは、不貞寝しようとテントに入るも、
夜、眠れなくなるのは嫌だからと、すぐ起きた。


どうする、これから。


陽が暮れるまでに戻ってこれたら良いと出掛けたのに、
1時間もしない内に帰って来ちゃった。。(泣)


まさかの展開に


必要なモノだけ持って、弥四郎小屋前のベンチで佇む2名。

ちと考えた。
ココに居る方々は、テント?それとも小屋?

いつココに着いたの?いつからココに居るの?
燧ヶ岳には登れたの?

と、周りを見渡しみんなの行動を監視。。というか凝視。

結構な方々が、ずっと席を立たず座ってみえたから、
余計そう思えたのかもだけど。

私たちみたいに、「 見晴 」 から登れず、
仕方なく、予定変更された方も居るんじゃないかと思っていたのも事実。

成すすべなく・・


そうこうしていても、全然、時間は経ちません。


尾瀬の花8  尾瀬の花9  尾瀬の花10


食べてばっかり。。
呑んでばっかり。。でも時はかせげず・・

一旦。ベンチを離れ荷をテントに戻し、散策する事に。

お山に登っていないのに、バッチを買ってみたり、
各々の山小屋さんの中を見て回ったり、


尾瀬銀座にて


とっても美味しそうなコーヒーの香りの誘惑に負けそうになりながらも、
ぶらぶら・ブラブラ・・・

ただこの時思った。

私たちとほぼ時を同じくして居る方たちが。
テン場でも会い、
ベンチでも会い、

そして、ぶらぶらしていらっしゃる方が。



尾瀬銀座にて・・


今となってはどうでもいい事なのかも知れないけれど。。
この時、お話すれば良かったのかな。

ただ、こういった時間は下界では、
日常ではありえない時間。

こういう時間を大切に過ごしたいと思った。
一人でも、岳さんと居ても・・


見晴休憩所。。という立派な山小屋的なトコでも過ごした。

尾瀬の写真とか季節ごとの記事とか、
色々あって見ていた。

で、ココのテラスで数組の方がお話しされているのを聞いていた。
( 正確には、聞こえて来た )

とある、単独の方は御池から来られ、
燧ヶ岳を登り、コチラに下りて来られた事。
単独の女性は大清水から来られ、
御夫婦らしき方々は私たちと同じ鳩待から・・・

燧ヶ岳に登れなかった。。。という事が聞いてとれた。

御池からの方が、詳しくお話しされていて、
私たちも聞き入った。。(盗み聞きすみません)



テン場はこんな感じ


その方々が話していた内容では、
明日、登るという事!

私たちも、これからどうするのかという結論が出ていなくて、
最終的には、

① このままココを離れ、至仏山を登って鳩待へ下りる。
② 明日早朝に出発し、燧ヶ岳へ往復しもう一泊する。

でしたが、② に傾き、目覚ましをセットし眠りにつく事に。


こちらもです!


明日、登るからね~♪ ひうちくん!
と、起きてすぐ発てる準備をしての就寝。








のはずが、
ほぼ一時間おきに眼が覚め、寝たのか眼を閉じていただけなのか。


日付が変わった頃、テントを叩く音に目が覚めた。

ん?

一瞬、風が吹いて木の枝でも落ちて来たのかなと思ったけど、

違う。

ポツポツ・・からザーザーに変わるのに、
あまり時間を要さなかった。

ココに来て、またの、まさかだ!


止んでください!

そんな他愛もない祈りなど全く通じないかのような雨音に、
シュラフから出る気さえ、テントから覗く気さえ萎え、

3時・・雨音は続いていた。
4時。。どうする?


岳さんも私も不貞寝。


雨です・・


4時半、起きてテントを出るも、そりゃなかなかの雨で。

テント内の荷物を一旦休憩所に運び、
テントの撤収にかかることに。

ちと砂地に張っていたので、フライへの撥ね返りもひどかった。
撥水の効き目が落ちている個所は内部まで浸みていて・・

強硬撤収!!

みなさんも、起きて来ていらっしゃって。
色々どうする会議的な。

単独の女性は雨でも大丈夫な散策にして帰ると・・
御夫婦は強行で燧ヶ岳に登ると、早々に発たれ。。

私たちは、
小降りになるのか、そのまま降り続けるのか、
はたまた回復するのかも判断付かずで、

散々悩んだ挙句、帰ろう。。と。

と、決めると、ちと小降りになったりする変な天気。
決心が鈍るのでホントやめてほしい。

テン場の札を返し、
トイレをすませレインウェアーを着こんでのスタート。


しっとり

振り返る見晴は、こんな感じ。

昨日とは打って変わってどんよりどころか異空間。
心では 「 今日まで晴れだったのに・・ 」 と。

昨夏からツイテない。

日光まで出向いての大雨。。の昨夏。
尾瀬に来てまでの雨。。の今夏。

天気予報にアタル訳にもいかないけど、
外れると、行き場のないこの思いはドコにブツケていいのやら・・・


しとしと


岳さんのテンション、だだ下がり中の図。

「 こんなだったら、昨日の内にテント止めて帰っても良かったね・・ 」

なんて言う始末。


そうだね、そうだね。
天気予報をアテにして行程変更したのに、
こんな結果だったから、そうとしか言えないよね。


さよなら福島・・



群馬県に戻りました。

木道の滑ること滑ることこの上なく。
ほとんど無言で、
後ろから kaco が来ているかだけ確認しつつ、
黙々と、淡々と、

歩き続ける岳さん。
きっと、思う事がたくさんあったんでしょうね。。。



少し晴れて・・


私だってたくさんあったもん!

何で雨なん!?
何で見晴から登れんの!?

なんで?何で!

ずっと、下ばっかり見て歩いていた時、
ふと、差し込んだ陽射し。


陽射しも・・


一瞬だった。

でも、確実に雲が切れて来ている。
雲が流れている。

至仏山も見え隠れしつつ、見えて来た。
でも、
雲の流れは速く、コチラに来るであろう雲は雨雲。


。。でも、どんより


もう、回復しないのか?
絶望的な思いとは裏腹に、

岳さんは足が疲れたからと、ゾウリに履き替える不届き者。。(笑)

レインウェアーでの競歩的速さの木道歩きは危険です!
暑いです!

汗だく、雨だくになりながら着いたココ。



至仏山荘


おっそろしく、大勢の方が佇んでおられました。
尾根のある個所はギュウギュウ詰め。

人が来ては発つの繰り返しで、
増えては減り、減っては増えのエンドレス。

ちと、熱気と湿気で気持ち悪いくらい。


雨は強まったり弱まったりの繰り返しで。
何度も決心が萎えるし、もうヤケクソ!!


それでも、
トイレに行ったり、色々補給したりして、
こんな場所に1時間も滞在してしまいまして。。


ぶっ飛ばして来た、木道歩きも意味がなくなり。

キリの良い時間に出発です!









そう、こちらへ。


至仏へ・・



雨の日に登るなんて、
蛇紋岩で滑りまくることこの上ないこの山に登るのであります!



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ヘタレで根性無し。。。
不格好な負(腐)女子のkacoです。

2008年の夏からお山に登り始めました。
のんびり気ままに、基本的にはムリしない。
健康第1、天候第2に、マイペースで
岳さんとお山に登っています。。。

が、
ココ最近はもっぱら「誌上登山者」です・・(汗)

そんなヘタレ山歩記録ですが、
遊びに来て下さって嬉しいです。

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